不良BOY
そんなの耐えられるわけないよ!!
「ってことが言いたかっただけ!!じゃ明日からたっぷりいじめてあげるから。じゃーね。」
優花は悪魔のような笑みを浮かべて屋上を出ていった。
続いて優花の友達もぞろぞろと屋上を去っていった。
ペタン
私はその場に座り込む。
目には涙が浮かんでいた。
「怖い……。」
明日から何されるんだろう……?
そう思うと怖くて誰かに助けを求めたくなった。
「横山くん…」
そうだ。
横山くんに言おう。
横山くんなら私のこと守ってくれる。
私にはもう横山くんしかいないんだ。