君の隣
「・・・え。もしかして・・・!?」
「いや、そのもしかして・・・じゃない?」
あたしと律がヒソヒソと話をしていると、はーちゃんに呼ばれた郁斗先輩ははーちゃんを見つけたと同時にはーちゃんに抱きついた。
その瞬間、
あぁ、やっぱり!!!!
クラスの人とあたしたちの気持ちが一致した。
「紹介する。あたしの彼氏の富岡郁斗。知ってるかもだけどね。んで、郁斗。あたしの友達のロングのほうが中島愛菜実。ボブのほうが平岡律。」
「へぇー初音の友達かぁ!!!はじめまして!!!よろしくな!!」
第一印象は、元気でよく笑う人だな。と思った。
「あ、平岡です。」
「中島です。」
簡単な挨拶をしてあたしたちの会話は終わった。