恋愛感情
結局その日のお昼は1人で屋上で食べた。

いつもならキャラづくりして・・・・。
合いそうもない友達とキャーキャー言って・・・。
心を殺して食べてるようなもんだから。

今日はその分ゆっくりできたし・・・
リラックスできたような気がする。

正直、たぶん皆追っかけグループは言ってるから・・・。
今後絶対3週間は1人で食べれる。
ゆっくりできる。

でもたぶんそのうち誘われるだろうな・・・。
断ったら・・・・。
何言われるかわかんないし・・・。

強制参加的な感じかな!?


とか思いながら一人で食べていたお弁当をしまって教室へ向かった。
ちらっと外を見ると追っかけの女子たちがあちこちあちこち見まわしていた。
きっと巻かれたのだろう。

そりゃ・・・。巻くのも慣れてるか!?
前の学校にも追っかけいそうな感じだったしね・・・。


・・・・がらっっっ!!
教室へ戻って思いっきりドアを開けた。
誰もいないと思っていたらそこには、谷垣涼がいた。

物静かにふけっていた。
外を見て・・・。
軽く窓を開けて・・・。

少し風になびいて揺れる髪・・・。
走ったせいか若干汗をかいている額・・・。
太陽の光があったって少し眩しそうに細くする瞳・・・。
また、その太陽の当たり具合が良くて・・・。

って!!
何かうち変態みたいじゃん!!
やめやめ・・・。

なぜか私は少し・・・少しの間だけ物思いにふけっている彼に見入ってしまった。
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