不良ちっくLover
「コイツ生意気なのよ。痛めつけちゃって!!」
1人の女が男2人に指図した。
この合図を皮きりに、男2人が私に向かって来た。
嘘でしょう!?
いっくら私でも男2人を相手に出来る自信がない。
…なんてのん気な事を言ってられないので、私はとっさに構えた。
「何だよ。戦うつもりかよ。強がっちゃってぇ」
気味悪い笑顔で私をバカにする。
最近のストレスもあり、私は完全にキレていた。
「グダグダ言ってないで、早く掛かって来なさいよ!」
もうこうなったらやるしかない。
師匠許して。
「お望み通り襲ってやるよ」
2人で私に襲い掛かって来た。
チョロい。
動きがまだまだだね。
私は余裕でその攻撃をかわしていた。