BABY×DOLL
「!!」
戸惑っていた間に、ガマンの限界だとばかりに赤ちゃんは泣き出した。
わわ…っ!ど、どうしよう…
慌てて抱き上げミルクを飲ませようとしたけど、なかなか飲んでくれない。
「飲んで~…ミルクだよ~…」
「あぁーんぁあぁーん」
…飲んでよ!
何で飲んでくれないの!?
ママじゃないから?!
かなり焦っていた時、トイレのドアを誰かに叩かれた。
「ドンドンドン!」
「どうしましたか!?」
外からは男の人の声が聞こえてきた。
トイレの外まで声が聞こえていたらしい…
「い、いえ…」
「あぁーん!ぁぁーん!」
ごまかそうとしたのに、赤ちゃんはますます泣き声を上げる。
「大丈夫ですか!?ここ開けてもらえませんか?!」
心配そうに何度も言われ、仕方なくあたしはドアを開けた。
外には駅員らしき制服を着た若い男性が立っていた。
あたしは目を合わせないようにしていた。
「どうされましたか?」
「すいません…多分お腹が空いてるんだと思うんですけどミルク飲んでくれなくて」
「ありゃ…まだ小さいんですね?僕に任せてもらえませんか?」
あたしは拒否る事も出来ず、素直に駅員に赤ちゃんを抱かせた。
戸惑っていた間に、ガマンの限界だとばかりに赤ちゃんは泣き出した。
わわ…っ!ど、どうしよう…
慌てて抱き上げミルクを飲ませようとしたけど、なかなか飲んでくれない。
「飲んで~…ミルクだよ~…」
「あぁーんぁあぁーん」
…飲んでよ!
何で飲んでくれないの!?
ママじゃないから?!
かなり焦っていた時、トイレのドアを誰かに叩かれた。
「ドンドンドン!」
「どうしましたか!?」
外からは男の人の声が聞こえてきた。
トイレの外まで声が聞こえていたらしい…
「い、いえ…」
「あぁーん!ぁぁーん!」
ごまかそうとしたのに、赤ちゃんはますます泣き声を上げる。
「大丈夫ですか!?ここ開けてもらえませんか?!」
心配そうに何度も言われ、仕方なくあたしはドアを開けた。
外には駅員らしき制服を着た若い男性が立っていた。
あたしは目を合わせないようにしていた。
「どうされましたか?」
「すいません…多分お腹が空いてるんだと思うんですけどミルク飲んでくれなくて」
「ありゃ…まだ小さいんですね?僕に任せてもらえませんか?」
あたしは拒否る事も出来ず、素直に駅員に赤ちゃんを抱かせた。