BABY×DOLL
「…え?」
電話を持つ手が緊張した。
もちろん…すぐに相手が誰かは分かったけど、頭の中は一瞬にしてパニックになる!
どうしてこの電話の番号がわかったの?
何故、電話をかけてきたの?
あのニュースが流れたから?
あたしが犯人だと疑ってるの?
『あれ?中森セリカさんですよね?』
そう確認されて、あたしは即座に否定した。
「違います!」
そして一方的に電話を切った。
…どうしよう、電話切ったのヤバかったかな?
コレが元で…彼がマスコミに情報を流したら…?
そんな事ばかり、頭に浮かんで離れなかった。
そして、また電話が鳴る。
また同じ番号。
…とりあえず彼の用件を聞かなきゃダメかな?それで交渉するしかない…いざとなったら口止め料を払う事も考えて
あたしは恐る恐る電話に出た。
「…はい…」
『やっぱり間違えてないよね?中森さんでしょ?』
「貴方の事は覚えてるわ!でも…何の用件ですか?何故、この番号がわかったの?マスコミに売る気?」
『イヤイヤ!ちょっと待って!僕はキミの落とし物を拾ったんだ!ピンクの手帳。これ中森さんのだろ?』
「え…」
電話を持つ手が緊張した。
もちろん…すぐに相手が誰かは分かったけど、頭の中は一瞬にしてパニックになる!
どうしてこの電話の番号がわかったの?
何故、電話をかけてきたの?
あのニュースが流れたから?
あたしが犯人だと疑ってるの?
『あれ?中森セリカさんですよね?』
そう確認されて、あたしは即座に否定した。
「違います!」
そして一方的に電話を切った。
…どうしよう、電話切ったのヤバかったかな?
コレが元で…彼がマスコミに情報を流したら…?
そんな事ばかり、頭に浮かんで離れなかった。
そして、また電話が鳴る。
また同じ番号。
…とりあえず彼の用件を聞かなきゃダメかな?それで交渉するしかない…いざとなったら口止め料を払う事も考えて
あたしは恐る恐る電話に出た。
「…はい…」
『やっぱり間違えてないよね?中森さんでしょ?』
「貴方の事は覚えてるわ!でも…何の用件ですか?何故、この番号がわかったの?マスコミに売る気?」
『イヤイヤ!ちょっと待って!僕はキミの落とし物を拾ったんだ!ピンクの手帳。これ中森さんのだろ?』
「え…」