BABY×DOLL
何てことない人物からの電話。
不在着信の相手は、おばぁちゃんだった。
そういえば一ヶ月くらい連絡してなかった。
いや!それよりも私はおばぁちゃんに聞きたい事があったんだ!
私は歩きながら
おばぁちゃんに電話した。
「RRRRR…」
何度も呼び鈴を鳴らしてようやくおばぁちゃんが出る。
「おばぁちゃん?私!琉嘉だけど」
『琉嘉!どうしたのよ?最近全然連絡よこさないで。こっちに帰ってもこないし…』
おばぁちゃんは用件よりも、まずその事を聞いてきた。
そりゃそうよね。
たった一人の孫だし。
おばぁちゃん一人暮らしなんだもの。私が考えてるよりもずっと寂しいに違いない
──って事はわかってるんだけどね…。
とりあえず私は謝った。
「ゴメンね。ちょっと忙しかったから。あ!お金、先月送っておいたよ?」
『ありがとう…あなただって一人暮らしなんだからそんなに送らなくていいのよ?』
「大丈夫。送れる範囲で送ってるんだから。それより何か他に用事でもあった?」
『そうそう!テレビ見てたら琉嘉の病院が出てて驚いたのよ!大変な事になってるのね』
そうか、ニュース見たんだ。
「でも仕事はいつも通りだから」
不在着信の相手は、おばぁちゃんだった。
そういえば一ヶ月くらい連絡してなかった。
いや!それよりも私はおばぁちゃんに聞きたい事があったんだ!
私は歩きながら
おばぁちゃんに電話した。
「RRRRR…」
何度も呼び鈴を鳴らしてようやくおばぁちゃんが出る。
「おばぁちゃん?私!琉嘉だけど」
『琉嘉!どうしたのよ?最近全然連絡よこさないで。こっちに帰ってもこないし…』
おばぁちゃんは用件よりも、まずその事を聞いてきた。
そりゃそうよね。
たった一人の孫だし。
おばぁちゃん一人暮らしなんだもの。私が考えてるよりもずっと寂しいに違いない
──って事はわかってるんだけどね…。
とりあえず私は謝った。
「ゴメンね。ちょっと忙しかったから。あ!お金、先月送っておいたよ?」
『ありがとう…あなただって一人暮らしなんだからそんなに送らなくていいのよ?』
「大丈夫。送れる範囲で送ってるんだから。それより何か他に用事でもあった?」
『そうそう!テレビ見てたら琉嘉の病院が出てて驚いたのよ!大変な事になってるのね』
そうか、ニュース見たんだ。
「でも仕事はいつも通りだから」