BABY×DOLL
社長は驚いた顔をして聞き返した。
「小林に会うって事かい!?」
「はい。直接、謝らなきゃいけないと思っていたし…どうしてそんな事をするのか理由も知りたいんです」
「イヤ…でもね」
あまりいい顔をしない社長。当然かもね?
「彼女に謝罪しに行く事がマスコミにバレたって構わないと思ってるんです。何をしたって、これ以上イメージなんか良くなりようがないんだし。だったらって…」
悪い事をしたのだから、言い訳せずにまず謝る。
それができなきゃただの卑怯者だ。
「非公式で事務所からと、ご両親からの謝罪文を送ってあるし…」
「いいじゃないですか、社長。本人が謝りに行くのは当然だし、私は'芸能人だから許される'みたいな非常識な事はしてほしくないと思います」
横から遠藤さんが意見を述べる。
それにあたしも強く頷きながらお願いした。
「『会いたくない』って言われるかもしれませんが
会ってくれると言うまで、何度もお願いします。あたしにはそれしかできないし、今一番しなきゃいけない事だと思うから」
直接、そういう連絡できればいいんだけど
多分嫌だろうから、事務所のチカラを借りたい。
また迷惑かけちゃうけど…
「小林に会うって事かい!?」
「はい。直接、謝らなきゃいけないと思っていたし…どうしてそんな事をするのか理由も知りたいんです」
「イヤ…でもね」
あまりいい顔をしない社長。当然かもね?
「彼女に謝罪しに行く事がマスコミにバレたって構わないと思ってるんです。何をしたって、これ以上イメージなんか良くなりようがないんだし。だったらって…」
悪い事をしたのだから、言い訳せずにまず謝る。
それができなきゃただの卑怯者だ。
「非公式で事務所からと、ご両親からの謝罪文を送ってあるし…」
「いいじゃないですか、社長。本人が謝りに行くのは当然だし、私は'芸能人だから許される'みたいな非常識な事はしてほしくないと思います」
横から遠藤さんが意見を述べる。
それにあたしも強く頷きながらお願いした。
「『会いたくない』って言われるかもしれませんが
会ってくれると言うまで、何度もお願いします。あたしにはそれしかできないし、今一番しなきゃいけない事だと思うから」
直接、そういう連絡できればいいんだけど
多分嫌だろうから、事務所のチカラを借りたい。
また迷惑かけちゃうけど…