BABY×DOLL
そうだ、彼女にチケットあげたんだった。
彼女の顔を見て思い出した。
「ホントに来てくれたの?」
「はい!もぉスッゴい良かったです!感動しました!」
彼女の笑顔を見ていたら、あたしまで嬉しくなった。
「あ、それで…花束と、差し入れなんですけど」
そう言って彼女は持っていた花束と小さな箱を差し出した。
あたしは素直に受け取った。
「小さなシュークリームなんです。疲れてるから甘いものの方がいいかなーって」
「ありがとう…」
食べやすいって事も考えてくれたのかな?
その気遣いが彼女の人柄を表していた。
「じゃ…本当にチケットありがとうございました!」
そう言って頭を軽く下げて帰ろうとした彼女をあたしは引き止めた。
「あ、まって!もう少し話ししていかない?」
「でも、疲れてるんじゃないですか?ライブって体力使いますよね?」
「うん、でもシュークリーム食べるから大丈夫!ね、入って?」
「…はいっ!失礼しまーす」
そして彼女を中へ招き入れた。
あたしにしては珍しい…だけど、彼女は本当に嬉しそうな顔をするの。
ウソがなさそうで気が楽だった。
それに、すぐに帰すのも悪い気がしたからなの。
彼女の顔を見て思い出した。
「ホントに来てくれたの?」
「はい!もぉスッゴい良かったです!感動しました!」
彼女の笑顔を見ていたら、あたしまで嬉しくなった。
「あ、それで…花束と、差し入れなんですけど」
そう言って彼女は持っていた花束と小さな箱を差し出した。
あたしは素直に受け取った。
「小さなシュークリームなんです。疲れてるから甘いものの方がいいかなーって」
「ありがとう…」
食べやすいって事も考えてくれたのかな?
その気遣いが彼女の人柄を表していた。
「じゃ…本当にチケットありがとうございました!」
そう言って頭を軽く下げて帰ろうとした彼女をあたしは引き止めた。
「あ、まって!もう少し話ししていかない?」
「でも、疲れてるんじゃないですか?ライブって体力使いますよね?」
「うん、でもシュークリーム食べるから大丈夫!ね、入って?」
「…はいっ!失礼しまーす」
そして彼女を中へ招き入れた。
あたしにしては珍しい…だけど、彼女は本当に嬉しそうな顔をするの。
ウソがなさそうで気が楽だった。
それに、すぐに帰すのも悪い気がしたからなの。