ひとかけら
最初の話をしよう。
つまり、ハナと出会ったときの話を。

ハナは簡単に言うなら、『母さんの友達の娘』だった。
そう、はっきり言ってそれほど関わりがある必要のない人間だったのだ。

だってハナの母親と俺の母親は、『友達』でありこそすれ『親友』ではなかったのだ。



そもそもは、一本の電話から始まった。
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