あたしに惚れた先生!?
春
★瑠羅VER.★
「ここかぁ…」
突然ですがこんにちは。
桃園瑠羅と申します。
今、今日から入学する私立高等学校のあたしのクラスの前に居ます。
まだ友達の居ないあたしには入るにはものすごい勇気がいる…
「あなたもこのクラス??」
「はいっ」
声が裏返っちゃった…。恥ずかしい~。
「私、まだ友達がいなくて、入る勇気ないんだよねぇ。一緒に入らない??」
「喜んでっ!!」
あたしに声をかけてくれた美少女は、あたしの手を引いて、良かったと言わんばかりの笑みで教室に入って行った。
美少女はキャラメル色に染まったボブの髪をなびかせる。
女のあたしでも惚れちゃいそう…
「…名前は何??」
席についたあたしに美少女は話しかけてきた。
「も、桃園瑠羅!!」
「私は夏花菜。花菜でいいよ。瑠羅ってよんでい?」
「いいよっ★よろしくね、花菜。」
「こちらこそ!!」
あたしたちは中学時代の話や制服アレンジについて話しているうちに仲良くなっていった。
「ていうかぁ瑠羅って彼氏持ち??」
「へ?花菜は?」
「いるよぉ」
花菜のほっぺたはみるみるりんごより赤くなった。
「誰?!」
「あれ」
花菜の指差した先には女子にも男子にも囲まれた爽やか少年がいた。
花菜に気づいたのか、爽やか少年が手を振りながらこっちに歩んできた。
「花菜っ」
近くでみると花菜が惚れた理由がなんとなく分かるかも…
「ここかぁ…」
突然ですがこんにちは。
桃園瑠羅と申します。
今、今日から入学する私立高等学校のあたしのクラスの前に居ます。
まだ友達の居ないあたしには入るにはものすごい勇気がいる…
「あなたもこのクラス??」
「はいっ」
声が裏返っちゃった…。恥ずかしい~。
「私、まだ友達がいなくて、入る勇気ないんだよねぇ。一緒に入らない??」
「喜んでっ!!」
あたしに声をかけてくれた美少女は、あたしの手を引いて、良かったと言わんばかりの笑みで教室に入って行った。
美少女はキャラメル色に染まったボブの髪をなびかせる。
女のあたしでも惚れちゃいそう…
「…名前は何??」
席についたあたしに美少女は話しかけてきた。
「も、桃園瑠羅!!」
「私は夏花菜。花菜でいいよ。瑠羅ってよんでい?」
「いいよっ★よろしくね、花菜。」
「こちらこそ!!」
あたしたちは中学時代の話や制服アレンジについて話しているうちに仲良くなっていった。
「ていうかぁ瑠羅って彼氏持ち??」
「へ?花菜は?」
「いるよぉ」
花菜のほっぺたはみるみるりんごより赤くなった。
「誰?!」
「あれ」
花菜の指差した先には女子にも男子にも囲まれた爽やか少年がいた。
花菜に気づいたのか、爽やか少年が手を振りながらこっちに歩んできた。
「花菜っ」
近くでみると花菜が惚れた理由がなんとなく分かるかも…