hiding
その頃3人はーー
「お前不良のくせになんでお化けが怖いんだよ」
「お前こそバスケ部だろ。お化けなんてシュートしろよ」
「どういう事だよそれ」
「緋山、お前もだぞ。秀才君がお化けなんて信じてんのか」
「ふぅー薺菜に格好悪い所見せてやんの」
「お前もだよ」
怖さを紛らわす為にわざと大きな声を出している。3人はお互いの存在を確認して安心しようとしていた。
「なぁ薺菜」
「…………」
「え、怒ってる?」
「…………」
「悪かったよ、なんか怖いから喋って!!」
漸く3人は異変に気付いた。
「だぁぁぁ!!薺菜がいねぇぇ!!」
「やべえよ、さっさと捜すぞ」
お寺、お墓、林、土手にも行ったがどこにもいない。
電波も悪くてケータイが繋がらない。使えるのは精々照明の機能だ。
3人は土手に先に着いていた菜々子に半殺しにされて再び薺菜を捜しにいった。
「お前不良のくせになんでお化けが怖いんだよ」
「お前こそバスケ部だろ。お化けなんてシュートしろよ」
「どういう事だよそれ」
「緋山、お前もだぞ。秀才君がお化けなんて信じてんのか」
「ふぅー薺菜に格好悪い所見せてやんの」
「お前もだよ」
怖さを紛らわす為にわざと大きな声を出している。3人はお互いの存在を確認して安心しようとしていた。
「なぁ薺菜」
「…………」
「え、怒ってる?」
「…………」
「悪かったよ、なんか怖いから喋って!!」
漸く3人は異変に気付いた。
「だぁぁぁ!!薺菜がいねぇぇ!!」
「やべえよ、さっさと捜すぞ」
お寺、お墓、林、土手にも行ったがどこにもいない。
電波も悪くてケータイが繋がらない。使えるのは精々照明の機能だ。
3人は土手に先に着いていた菜々子に半殺しにされて再び薺菜を捜しにいった。