青蝶夢 *Ⅰ*
「寂しくないんですか?」
「寂しいよ・・・
だけど、もうすぐ
嫌でも一緒に居られる」
そう言って
照れながら微笑む貴方は
とても素敵だった。
『それは
罪悪感から・・・
それとも・・・・・・』
イブキさん・・・
貴方が、私の事を
好きだなんて
ほんの少しでも
想ってしまった私は
どうかしてるでしょう。
そんな訳、無いのに。
伊吹さんと茅野さん
二人の関係が壊れて
いなくて本当に良かった。