青蝶夢 *Ⅰ*
愛を捧げたの
タオルケットの中、隠れていた
白く細い腕が床へと伸びる。
その手に触れる脱ぎ捨てられた
青色のキャミソール。
私は、それを、手に取り
体を起こして着用した。
そして、ベッドに座ったままの
私は眠る貴方を、上から
覗き込み見つめる。
貴方が、愛をくれなくても
こうして傍に居てくれるなら
それでいい・・・
私は、自分に非があるから
彼に愛されなくても
しかたがない
そう、思うことにした。
愛する人に
愛されない事ほど
辛く、悲しいことは無い・・・
『ヒイロ、辛くないか?』
白く細い腕が床へと伸びる。
その手に触れる脱ぎ捨てられた
青色のキャミソール。
私は、それを、手に取り
体を起こして着用した。
そして、ベッドに座ったままの
私は眠る貴方を、上から
覗き込み見つめる。
貴方が、愛をくれなくても
こうして傍に居てくれるなら
それでいい・・・
私は、自分に非があるから
彼に愛されなくても
しかたがない
そう、思うことにした。
愛する人に
愛されない事ほど
辛く、悲しいことは無い・・・
『ヒイロ、辛くないか?』