青蝶夢 *Ⅰ*
時計を見た、貴方は言う。
「まだ早い、俺、寝るわ」
吸いかけの煙草を灰皿に
押しつけた貴方は
その灰皿を床に置くと
そのまま、横になる。
貴方が横たわる
ベッドには、もう・・・
私の居場所なんて無い。
貴方の背中が
一人になりたい
・・・そう、言っている。
今の芳野には、私の温もり
などいらない。
私は、昨夜、貴方に
脱がされた洋服を拾って
は、そのまま着ていく・・・
何だか
とっても、虚しい・・・
「まだ早い、俺、寝るわ」
吸いかけの煙草を灰皿に
押しつけた貴方は
その灰皿を床に置くと
そのまま、横になる。
貴方が横たわる
ベッドには、もう・・・
私の居場所なんて無い。
貴方の背中が
一人になりたい
・・・そう、言っている。
今の芳野には、私の温もり
などいらない。
私は、昨夜、貴方に
脱がされた洋服を拾って
は、そのまま着ていく・・・
何だか
とっても、虚しい・・・