青蝶夢 *Ⅰ*
久しぶりに会った男女が
二人きりになってすること・・

そんなことぐらい

誰でも分かる。

手を繋ぎ、抱き合い

見つめ合えば

自然とキスがしたくなる。

唇に触れ合えば

もっと深い部分も触れ合い
たくなる。

相手の全てが欲しくなる・・・

朝だから、昼だから、太陽の光
が眩しいから、そんな事は
愛し合う二人には関係ない。

鍵を掛けた部屋の中で、二人は
熱い口づけを、何度も何度も
交わす。

伊吹の手が、茅野の胸元に触れ
その手は、腰元を通り
お尻に触れ、太股へと流れる。

そして、茅野が着ている
ワンピースを捲り上げる。
< 196 / 434 >

この作品をシェア

pagetop