青蝶夢 *Ⅰ*
もう少し
食べたいけれど
私は我慢する。
だって、伊吹さんが
作ってくれた
料理を残さずに
全部、食べたいから・・・
私・・・
あそこへ帰っても
いいのだろうか?
きっと今も、茅野さんは
伊吹さんの隣に居るだろう。
二人きりで・・・
「うそ
どうして・・・」
私が見つめる
窓の外に
今一番、逢いたい人が
立ち、手を振る。
「どうして・・・?」
店内に入って来た貴方は
私の頭をポンポンと叩いた。
食べたいけれど
私は我慢する。
だって、伊吹さんが
作ってくれた
料理を残さずに
全部、食べたいから・・・
私・・・
あそこへ帰っても
いいのだろうか?
きっと今も、茅野さんは
伊吹さんの隣に居るだろう。
二人きりで・・・
「うそ
どうして・・・」
私が見つめる
窓の外に
今一番、逢いたい人が
立ち、手を振る。
「どうして・・・?」
店内に入って来た貴方は
私の頭をポンポンと叩いた。