青蝶夢 *Ⅰ*
ファーストフード店の中で
二人は、抱き合ったまま
人の目なんて
今の私には、どうでもいい・・
「イブキさん
私が今から言うことに
答えられないなら
答えなくていい
何も言わずに
スルーして
くれて構わない
その方がいい・・・」
「ヒイロ、お前が
何を言いたいのか
俺には、分からない」
貴方の耳元で、私は
深呼吸をした。
そして、告げる・・・
「イブキさん
あなたがすき・・・」
それは、まるで幼い頃の
秘色が言っているようだった。
二人は、抱き合ったまま
人の目なんて
今の私には、どうでもいい・・
「イブキさん
私が今から言うことに
答えられないなら
答えなくていい
何も言わずに
スルーして
くれて構わない
その方がいい・・・」
「ヒイロ、お前が
何を言いたいのか
俺には、分からない」
貴方の耳元で、私は
深呼吸をした。
そして、告げる・・・
「イブキさん
あなたがすき・・・」
それは、まるで幼い頃の
秘色が言っているようだった。