青蝶夢 *Ⅰ*
私は、伊吹さんの腕の中で
首を左右に振った。
さっき、堪えたはずの涙が
溢れ、私の頬を濡らす。
貴方のシャツを濡らす・・・
「イブキさん・・・
無理だよ
今までどおりになんて
私には、ムリ・・・
できない
だって、私
貴方の事が好きなの
貴方がほしいの
あなたの愛が欲しい
愛が、欲しいよ」
愛を知らなかった私は
人を愛する事を知る。
そして、心から
愛した人に愛を求める。
しかし、彼らは決して
私に、愛をくれない。
それは、きっと
穢れた私に
愛なんて綺麗な言葉が
似合わないから・・・
首を左右に振った。
さっき、堪えたはずの涙が
溢れ、私の頬を濡らす。
貴方のシャツを濡らす・・・
「イブキさん・・・
無理だよ
今までどおりになんて
私には、ムリ・・・
できない
だって、私
貴方の事が好きなの
貴方がほしいの
あなたの愛が欲しい
愛が、欲しいよ」
愛を知らなかった私は
人を愛する事を知る。
そして、心から
愛した人に愛を求める。
しかし、彼らは決して
私に、愛をくれない。
それは、きっと
穢れた私に
愛なんて綺麗な言葉が
似合わないから・・・