青蝶夢 *Ⅰ*
「ふうん・・・
 そんなに、大切なんだ
 
 お前、好きなの?
 
 その子のこと?」

何も答えない、伊吹。

「まっ、心配すんなよ
 
 俺、ガキには興味ないから
 
 面倒みるなんて論外

 犬、猫でも、ゴメンだ」

こうして、私達の奇妙な関係が
始まる。

眠らない街の一室で

三人は、お弁当を食べた。
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