導花線の花種
御家人斬九郎
オススメして戴いた斬九郎。
渡辺謙の格好良さにしてやられて、シリーズ二作目から再放送をずっと見てきましたが、ついに五作目の最終回まで見終わりました。

以下最終回ネタバレで行きます。

今までのノリから急転直下の展開でなかなか衝撃的で…。
あ…あのラストって原作通りなのでしょうか? 渡辺オリジナル?

大塩平八郎の乱から下田条約って…「この人たち何歳だよ!?」(笑)とか微妙にツッコミつつ、エンドロールで「明治になったァ!? 有り得ん!?」と度肝を抜かれましたが…あれは…やっぱり、蔦吉姐さんや視聴者の見た夢みたいなものですよね。

彼はやはりあの晩あの場所で、侍を否定しつつ最期まで侍として、先の時代を生きることなくただ自分の世界を生き抜いて逝ったのであり──
あんな風に自由な散切り頭になることはなかったという──
そんな余韻を感じさせる演出と言いますか…。

切ないなあ。

前に、かげろう~の感想ノートで斬九郎の例えを戴いた意味がようやくわかりました(A^-^;
隼人殺すのもありだな、と思考が思わず危ない方向に行きそうになりました。
いや、まあ…そこは当初の予定どおり書くつもりデスが。
< 12 / 75 >

この作品をシェア

pagetop