導花線の花種
そして実写以外でも、同様に刀アクションが格好良くて導花線が好きな作品にサムライ・チャンプルーというアニメーション作品があります。

ファンの皆様には、恋口設定紹介帖のオマージュで語ったとおり、導花線リスペクトの作品の一つとして、恋口でもオマージュをやっている作品で、これが、まあ…いわゆる正統派時代劇ではなく、制作者の遊びを散りばめて作られた作品でして。
そこがまたアニメと侮れないハイセンスな面白さを持っていて好きなのです。

そして、「スタッフ、座頭市……好きなのね」という(笑)。

全2クールのテレビアニメですが、座頭市のパロディ話がめっさ出てきます。それがまた、なお好きだったり♪

座頭市では市が一人で担当していた旅の渡世人というポジションを、サムライ・チャンプルーでは二人の正反対な侍が担当しています。
一人は居合い斬りの達人で、座頭市と似たような瞬速の剣の使い手、そして問題のもう一人はブレイクダンスのようなアクロバティックな動きの滅茶苦茶な剣を使う達人で、従来の殺陣とは全く違う縦横無尽な動きの刀アクションが……格好良い描かれ方をしているんですよ!
実写では不可能な、アニメーションならではの躍動感たっぷりのアクションが味わえる作品となっています。

正統派作品が好きな人は拒絶反応が出そうではありますが、ちょっと斜に構えた捻くれた作品も好きな導花線にはこれまた堪らない一品でした♪
< 16 / 75 >

この作品をシェア

pagetop