導花線の花種
それは…「白粉彫り」!

あれです。
血行が良くなった時だけ浮かび上がる赤い刺青で、白い特殊な塗料を使って彫るってやつです。
時代劇ではこれまた、埋蔵金の在りかを示した地図になってるだの何だのでおなじみのこの彫り物ですが、やはり実在はしないとされています。

現代ならば、透明な蛍光塗料を使うことで、ブラックライトを当てた時だけ浮かび上がる隠し彫りなんかは実在しますが、血行が良くなった時だけ…という塗料はなくて、都市伝説みたいな存在のようですね。

白粉彫りは一日で彫り上げるため、非常に忍耐強い者しか入れることができないとか…実在はしなくても凄く魅力的な小道具であることは確かなので、前々から書いてみたいと思ってまして…このたび恋口にて登場させてみました。


そんなワケで…実在したと言われる二階堂平法の「心の一方」なんかと違って、これらの小道具はフィクションならではだったのでした♪
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