きみのペット


「ただいまー」

「おかえりなさい」


結局、どれだけ考えても
゙イヤな予感゙が何かわからなくて
気付いたら日が暮れてて
創まで帰ってきちゃってるし…




「ご飯できてるよ」

「じゃあ、ケーキは後だな」

嬉しそうにはにかんであたしを見下ろし
ケーキを持ってない方の手で
あたしの頭をクシャクシャとなでた


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