禁煙する倭ノ宮桔梗と泣き出さない〝たたりもっけ〟

事件は、同一人物によるものだと、あらゆるニュースで言っていますし、私も同感です。わかりやすい共通点がありますから。

第一に、被害者は全員、一度失踪してから遺体として発見されること。もっとわかりやすく表現するなら、被害者の児童は、誘拐されているのです。そして、失踪からちょうど一週間を経て、遺体として発見される。この『一週間』という期間が、まったく謎とされています。誘拐された児童の家へ身代金の要求が来ることもありませんし、一週間をかけて死に至らしめている様子もないのです。いえそれどころか、遺体は発見された時点で死後一週間程度と割り出されています。つまり犯人は、自分の殺した児童を一週間保管しているようなのです。念のために言っておくと。警察が遺体の発見に一週間を要しているのではありません。なぜなら遺体の発見場所こそが、第二の共通点なのです。