桜恋~純な生徒(あたし)と不純な先生(彼)~
翼のうしろについていったあたしは

全然知らない校舎の中を歩いていった


ドンッ バサッ


「大丈夫?」


甘く柔らかな香りと共に低くて、優しい声が聞こえた


あれ?
あたしは廊下を普通に歩いていたハズなんだけど・・・


前をみるとスーツを着た若い男の人がいる


なんとぶつかってしまったらしい。本当ドジだ・・・

「すいません!」

急いで謝る

下を見るとその人が持っていたと思われる書類が散乱していた

あたしは急いでしゃがみこむと散らばった書類を集めた







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