愛しています、今も。
私の班の子はみんな同じクラスの女の子。だけであまり喋らない子ばかりだから私は一人のようなもの。インストラクターの人の話を聞きながら私は周りをきょろきょろ見ていた。君の班はどこでしているのかなぁ?なんて。
私はスポーツがまったく苦手なのだけれども班の中で一番早く上達して滑れるようになった。午前中は基礎を練習してリフトに乗って上へ上がった。君が私のリフトの真下を通り過ぎた。
またため息が出る。君より上手くなってみせるから見ててよ。なんて勝手に一人思っていた。
上から滑り降りたらお昼の時間になっていて、午前中の講習は終わった。