愛しています、今も。
お昼からまたリフトに乗って上から滑った。滑りながら私は頭の中君でいっぱい。目に映る景色は真っ白。
午前中より高い所までリフトで登った。班の子が後ろから着いてくるのを気にしながら私はインストラクターの真後ろを滑り降りる。君より上手くなるって決めたんだもん。滑れば滑れる程私は上達していた。
なかなか君の班を見かけないから少しがっかりしていた。ちょっとでも会えたらいいのに。
やっぱり叶わない。
でもたまに同じ場所を滑っている事がある。その時は私上手いんだからね。なんてアピールしながら滑り降りた。