愛しています、今も。

靴箱で履き替えクラスが書いてある大きな用紙の前に立つ
自分は8組だと予想をしていた。8組を見れば私の名前があった。君の名前はなかったけれども…。

君の名前は2組にあった。また遠くなった。君との距離が遠く遠くなった。あまりにも悲しくて何が何だか分からなかった。涙も出ない…ただ突っ立ってるだけだった。

そうしたら君が靴箱に現れた。
久しぶり、元気にしてた?

そんな会話なんてしない。したくてもできないの。君に近づけない。怖いんだ。また崩れ落ちるから。

君を見ていたら頭の中が真っ白になった。

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