愛しています、今も。

もう分かっていた。君になんて言われるかを。

「ごめん」


やっぱりね。


「俺…要らんやろ」


君が一番必要だったのに…。君は分かってくれなかった。叶わなかった。夢のままで終わったんだ。

君が去った後、涙が止まらなくなった。君の前では泣きたくなかったんだ。また困らせたくなかった。だから我慢してたの。ずっとずっと待ってたのに…。
気づけば君の顔が浮かぶ。廊下で君の声を聞く度、胸が締め付けられる。

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