未完成恋愛論

「星の砂」

「星の砂」

君には見えないように
砂に書いて、そして砂で隠して

君にだけ届けたい想い
砂に刻んで、そして砂で覆って

今夜も願う願いは 星だけが知っている
どの星もこんな願いを
知っているから・・

届け・・shooting star
瞬きした瞬間に 触れ合う唇
願いは 今夜小さな勇気に変っていくんだ。

もっと逢いたい気持ち
零れたって、溢れたっていいんじゃない

そんな時には募る想い
砂に刻んで、夜空にだけ見せて

誰かを願う願いは 流れ流れて流れ星
今宵新しい砂へと積もり
再び願いを写す。


届け・・shooting star
振り向いた景色に 輝くスマイル
願いは 今夜大きな愛に変化していくんだ。

ありふれたモノ それは特別なモノ
ただ一つだけのモノ それは「大好き」な者

煌く・・shooting star
満天の夜空の中 今宵も流れて
誰かの 願いを幾つも愛に変えて往くんだね。

今夜も願う願いは 星だけが知っている
どの星も真ん丸な星も
知っているから・・

< 19 / 162 >

この作品をシェア

pagetop