未完成恋愛論

「君なき世界」

「君なき世界」

鐘が鳴る また朝の合図
小鳥は唄い太陽は温かく包んで
夢の終わり 瞳は開いて
「君なき世界」がモノクロで始まる

失われた愛と失ってしまった心が交差する

記憶はセピアに飾られた楽園のようで
欲しがる人の笑顔が
いつだって、そこにある

無我夢中 宇宙を泳いでいる
白昼夢にさえ白夜を歩くようで
夏の終わり 冬の始まり
「君なき世界」モノクロそのもの

巡り会った愛は永遠への終わりなき旅路

流離は氷のよういつでも雫を溶かし
この頬に軌跡を残し
キラリキラリと 流れてく

鐘が鳴る また朝の合図
小鳥は唄い太陽は温かく包んで

記憶はセピアに飾られた楽園のようで
欲しがる人の笑顔が
いつだって、そこにある

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