でっかい女のでっかいLOVE
「えっ?」
ふと前を見ると、ニヤケ顔の私に若干引き始めているイケメンさん。
やばい!!
何か言わなきゃ!
「えっ、なっなっ、何ですかっ?」
少し声が裏返ってしまった。
きゃああ!
恥ずかしっ///
すると彼はやっと反応が返ってきたのにほっとしたのか、ニコリと微笑みながら
「C組の相原さんですよね?」
と言った。
うっそ!!
名前知られてるぅぅぅぅ!!!
その時の私の顔はたぶんゆでダコのようだっただろう。
自分でも体温が上昇していくのがわかった。
「あっそうです…///
でも何で名前知ってる………」
「実は受験の時からずっと見てて…………好きでした!」
とか言われるのかな?
ちょっと!
展開早すぎるよお!!
こりゃやばいなああ!
なーんて素晴らしい未来を妄想しながら、またニヤケていた。