さ く ら~君に会う日まで~
『side麻裕』
―…チュンチュン
朝が来た…。
もう何度目の朝だろう…
ってか…隣に温かい体温を感じられる。
それより…ここどこ?
私の部屋じゃナイよね…
で、ラブホ?でもナイみたい…。
どこ…?
ってか私、服来てる…。
じゃあヤってはナイみたいね。
私はガバッと起きて、キョロキョロしていた。
「………ん…」
なんか…声した!
隣を見ると…
…大吾ぉぉお!?
な、なんで?
あっ…そういえば昨日…
あっ、あぁ。
なるほど。私が寝ちゃったのかぁ…。
でも大吾…私のこと襲わなかったんだ…。
なんとなくホッとする。