さ く ら~君に会う日まで~



「どうした。どうしたんだ?ゆっくりで良い…。言ってくれないか?」


「…っうん、実は、赤ちゃん…出来たの…」


マジ?


「…………本当?」


麻裕は首を縦にふる。


「そっかぁ…ヨッシャ♪やっとだなぁ!麻裕!」


「えっ…?嫌じゃ…ナイの?」





なんで嫌なんだ?


俺達の子供が産まれるんだ。


これほど嬉しいことはナイさ。


「産んで…くれるか?」


「っ!ハイッ!」


俺達は、こうして赤ちゃんを産むことにした。


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