さ く ら~君に会う日まで~
「神様は…意地悪だと思ったよ?でも…
最後の最後で、私の夢の1つ叶えてくれた…
子供の顔…見れた…。
とても…可愛いくなると思う。
でも…神様は肝心なこと叶えてくれない…。
私、死にたくないよぉ…
生きて、育てたいよぉ…
忘れてほしく
ないよぉ…。
でも…バイバイ…。
後、伝えたいこと
全部手紙に書いたから。
後で読んでね…?
じゃぁ…だい…ご
バイ…バイ…。」
麻裕?
「麻裕?麻裕!まゆぅぅぅぅ!なぁ、生きろよ。生きてくれよ。なぁ…」
麻裕…死なないでくれよ
―…ピーッ ピーッ
「残念ながら、中庭麻裕さん。12月25日0時00分。ご臨終です。」
「麻裕ぅ…うっ、うぅ…まゆぅぅぅぅぅぅっ!」
麻裕は、クリスマスになった途端に、天使になってしまった…。