名前違いのキミへ

「おめでとうございます。賞金の3000円です。」


賞金を貰ってとりあえず店を出る。


「3000円、石崎くんにあげる。私欲しい物ないし…。」

「コレは俺が貰ったものじゃないから…。」


「でも…。」


「いいこと思いついた!!

相川、デパート行こう。」


石崎くんが何をするのか全く分からない。


デパートに着くと、
「相川、しばらくトイレでも行ってて。」

と言って石崎くんはどこかへ消えてしまった。

仕方ないから、トイレに行ったあと、トイレ付近の店を暇つぶしに見ていた。

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