伝えたい事がある

まあ、池谷先輩顔広いしお姉ちゃん達の大学とあたしの大学はそれなりに交流があるから来た事があったとしても何ら不思議はない。

池谷先輩と別れた後、学部の中にあるカフェに向かった。リナと講義が違うときはいつもここで待ち合わせをしている。


「リナ、遅くなってごめん。」

「本当遅かったね。」


リナは見ていたノートからチラッと目だけ上げてあたしを見た。


「本当ごめんってば。…それよりそのノート誰からか借りたの?」

「そうよー。誰かさんが貸してくれるって言ったのにいなくなったし?」


リナは相当ご立腹のようだ。まぁ、あたしがリナの立場でも怒るけど。でも流石リナ。他の人から借りる所なんかは本当ちゃっかりしてる。


「ごめんね。今度なにか奢るね。」


イスに座ると足が楽になった感じがした。
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