ガラスのタンポポ
「翔ちゃん…。また家に来るの?」


「あぁ、行くさ」


「おばあちゃん、ソラ1人で大丈夫だよ…」


「大丈夫くなーい。てか、オレもオトばあの傍にいたいんだよ。またさぁ、少しでも良くなったらオレを思い出してもらえるように、タンポポの公園に行けるように、さ」


「うん…。ごめんね…」


「あのさぁ、謝るのナシ。今度謝ったら公衆の面前であろうとキスするぞ」


「フフッ…。じゃあ、ごめんねはナシだね?」


「ゲッ!それってキスなしって事!?」


「知らなーい。翔ちゃんのエッチ」
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