ガラスのタンポポ
雨音
月曜、教室に入ると、いきなり真之に腕を掴まれ廊下に引っ張り出された。
「ちょっ、な、何だよ!?」
「いや、あのさ、朝来たらいきなり女子達に囲まれてさ」
「何だよ?自慢話?」
「だったらいいんだけどさー…って、そうじゃなくて。オマエの事だよっ」
「何だよ、その乗り突っ込み」
「いいから聞けよ。オマエら、かなり噂広まってんぞ」
「は?噂?」
「とうとう翔と内海がつき合いだした、って」
「はぁ!?」
「ちょっ、な、何だよ!?」
「いや、あのさ、朝来たらいきなり女子達に囲まれてさ」
「何だよ?自慢話?」
「だったらいいんだけどさー…って、そうじゃなくて。オマエの事だよっ」
「何だよ、その乗り突っ込み」
「いいから聞けよ。オマエら、かなり噂広まってんぞ」
「は?噂?」
「とうとう翔と内海がつき合いだした、って」
「はぁ!?」