ガラスのタンポポ
「し、死んじゃ…っ…っ…!だって、だって内海さんがあたしの天宮くんを取ったのよ!?いけないのは、いなければいいのは内海さんだもん!!」
一一一バシッ!
二発目も制御がきかなかった。
続けてもう一度手が上がったのを奏来が止めなければ、オレは橘が立てなくなるまで殴り続けたかもしれない。
「内海さん、イイ子ぶらないでよッ!あたしが殴られてるの、見てればいいじゃない!!」
「テメー、まだ奏来にそんな口きくワケ?」
「わからないでしょ?天宮くんが内海さんに話しかける度、どれだけ苦しかったか。こんな痛みどうってことない。ねぇ、どうして?どうしてつながらないの?天宮くんがあたしを好きになってくれればいいだけなのに!どうして天宮くんはあたしじゃダメなのッ!?」
「オマエにはもうわかってんだろ?」
一一一バシッ!
二発目も制御がきかなかった。
続けてもう一度手が上がったのを奏来が止めなければ、オレは橘が立てなくなるまで殴り続けたかもしれない。
「内海さん、イイ子ぶらないでよッ!あたしが殴られてるの、見てればいいじゃない!!」
「テメー、まだ奏来にそんな口きくワケ?」
「わからないでしょ?天宮くんが内海さんに話しかける度、どれだけ苦しかったか。こんな痛みどうってことない。ねぇ、どうして?どうしてつながらないの?天宮くんがあたしを好きになってくれればいいだけなのに!どうして天宮くんはあたしじゃダメなのッ!?」
「オマエにはもうわかってんだろ?」