黒紅花
『愛など
 この際どうでも良くて
 触れ合えるだけで幸せ』

なぎの言葉が、ひさぎ

貴方の言葉ならば

ごめん・・・

私には、理解できない。

愛が無いのに、何があるの?

何が幸せなの?

その先に、責任はないの?

自分だけでいいの?


私には、貴方は救えない。

残酷な貴方・・・


「ごめんね、学校・・・
 わたしのせいで」

私は取り合えず、落ち着いた
なぎを家まで送る事にした。
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