【実録】不登校からの脱出

やり切れない思い

もしかしたら私の人生の中で1番忙しかった時期かも知れない。
仕事の出来ない彼女・休み癖のある彼という二つの悩みを抱えながら…忙しさでその事実を忘れていた。

この時の私の職場は、半端じゃなく忙しかった。
毎日毎日が残業の日々。
それでも…残業を依頼されていた。
ただ彼女と彼は、殆ど残業もせずに居た。

私は正直、当時の上司に不満があった。
というのも…私のグループには妊娠をしていた娘が居たのだった。
彼女の夢は旦那様とお店を出すのが夢で、よく残業を入れていた。
私もリーダーという立場もあり、残業をこれでもかと入れていた。
それに付け込み、上司は私と妊娠中の彼女ともう一人の娘には残業を頼んだ。
しかし…問題の二人には依頼をしないのだった。

それでも私の部署の忙しさを体感していたから、文句も言わなかった。
ただ妊娠中の彼女の事もあり、問題の二人に残業をして貰うように上司に頼んだ。
そして妊娠中の彼女に残業を依頼しないで欲しいと頼んだ。
それでも部署全体が忙しかった為、上司はとにかく「頑張れ。今を超えたら、楽になる」としか言わなかった。
私はハッキリと「これ以上、どう頑張ればイイ?」と聞いた。
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