【実録】不登校からの脱出
「どうして、出来ないって解答なの?もっと粘って、お客様に有利にしてあげるべきじゃないの」
彼女は自分がしたくない仕事を私に回したのを棚に上げ、如何にも私の解答が悪いと言い出した。
当然、私に質問にしてきた人は…私に否が無い事は分かっていた。
ここで私は、今までに貯まっていた不満が爆発したのだった。

その日の夜、休み癖のある彼が仕事でミスを起こした。
お客様を怒らせてしまったのだ。
とにかくお客様の怒りは納まらなかった。
私は彼のミスの尻拭いをする為、お客様と対応をしていた。
そしてお客様対応が終わり、彼のお客様に対する対応について話をした。
元々話し方がキツく聞こえるタイプだった私の言動は…彼には厳しく聞こえたようだった。

話が終わり、彼はすぐさま上司の元に行った。
「〇〇さんがキツいので、早退させて下さい」
そう言い残し、彼は会社から帰った。
それから何かにつけて、「私がキツい」という理由で会社を休み始めた。

私の態度は課長だけに留まらず、部長の耳にも入る事となった。
私は何度か課長と部長と話合いをした。
彼は仕事を辞めたいと派遣会社を通して、言ってきた。
そして私の悲劇は始まった。
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