イメチェンしちゃう!?
「裕太には…可愛いって言ってほしかったなぁ…」わたしは壁にもたれかかった。

そのとき…

キィィー

「ハァハァ…夏海…お前分かりにくいとこにいるんじゃねぇよ…ハァ…」

裕太の息遣いが荒かった。

「なんで…きたの…?」思いっきり泣こうと思ったのに…

「夏海がかってに走っていくからだろ?」裕太は優しく微笑んだ。そして

「俺、お前に言いたいことがあるんだ…」って言った。そして、

「お前は一番可愛かったよ!」って言った。

うそでしょ?

「うそ言わなくていいよ…」そう言ったときだった












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