イメチェンしちゃう！？

「あのさ、山田は私が隆志のこと好きだったことは知ってるよね？」俺はそのことで、向井から相談を受けていた。

「それでね、実は隆志は夏海のことがすきだったんだよね。それでね、私心が狭いって思うかも知れないけど、夏見が山田とのラブラブな話をしてくるのがいやだったんだ。」

向井は小さな声でそう言った。

「それでね、私思ったんだ。近すぎるから見えてないものがあったんじゃないかって…離れてみればちょっとは変わるんじゃないかって…」

「それで、向井は離れることにしたんだな。」

「うん。」


そう、頷いた向井の顔はスッキリと晴れていた


だから俺は安心した。

「向井と夏海が話さなくなって、俺のせいもあると思うけど、2人にはちゃんと仲直りしてほしい。だから…」

俺は自分でもビックリすることを言っていた。













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