恋愛はおわり

恥ずかしかった― でもうれしかったよ

今日は 水族館にきてまーす

「龍希!魚いっぱいだね」

「ああ」

「龍希あの魚きれいだよ」

「あーうん」

さっきから この態度そんなにたのしくないの
それとも 私といたくないの?
手だってつないでないよ

おもいっきって 龍希の袖を
ひっぱってみた

「ねぇ 龍希」

「なんだよ」

「手 つながないの??」

なんも いってくれないの
さっき言ってたのは嘘なの

手をにぎられた

「あー もうやめた」

え わかれるの?

「おまえ さっきしたこと恥ずかし
 がってたから やなのかなって
 おもって ひかえてたんだよ
 おまえみるたび ドキドキすんだよ」

「なに 心まで照れてんだよ
 恥ずいのはこっちだって」

抱きしめられた

「心ごめんな 言葉でゆうの俺にがてなんだよ
 でも もうがまんやめたから」

また 龍希がかわいいとおもった
でも 言ったらまた チューされるから

「うん 龍希!だ―いすき」

龍希にむかって笑いながら言った

「こーゆうのは 俺にしか見せんじゃ
 ねーぞ・・・・・俺も心 だいすきだ」

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