恋愛はおわり

それから家にかえって龍希に
電話した

泣くかもしれない
別れたくないっていちゃうかもしれない
会いたいっていちゃうかもしれない
だけど.........
声だけでもききたかった

「もしもし 心ですけど」

泣くな!自分!!!

「心 どうした?
 心から電話なんてめずらしいな
 もしかして 俺に会いたくなった??」

会いたい 話したい 抱きしめたい
大好きだよっていいたい
龍希のやさしさ
龍希の意地悪 全部大好き

短い間だったけど ありがとう

「こころーどしたんだよ」

「龍希ー私ね 龍希のこと
 好きじゃなかったんだよね」

うそうそ こんなの嘘に決まってる
大好きなの 全部が

「心 冗談よせ
 どうしたんだよ
 いつもとちがうぞ?」

「ほんとだよ??
 最初からすきじゃなかった
 遊びだったの ごめんね」

「こころ きけ
 なにがあったんだよ」

「しかたないなぁ はなすよ
 今日ね 元彼に会ったの
 で またよりをもどそうって
 いわれちゃった
 だから 付き合うことにしたの」

「会いに行くから まってろ」

「龍希きいて....ブチッ」

電話切れちゃった
ホントにあいにくるのかな

そしたら どうしよう

泣くよ 今日はこないで

そうねがった
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