恋愛はおわり
麻美にも言えなかった
麻美は優しいからどうにかしようと
してくれるから 悪いなって
もう 心配かけられないし
「ハァ―.......」
「どうした 心」
「オッす 久しぶり 元気だったか??」
「旬 おっす...うん。めっちゃ元気」
あーまずい 無理しましたって
かんじな 笑顔だったかな
「ちょっと はなさないか」
「うん」
旬に連れてこられたのは
中庭だった
あったかい なんかぽかぽかする
「なんかあったんだろ 聞いてやるから
いってみろよ 絶対秘密は守るからさ」
「いや.......大丈夫だよ」
「心 今のおまえに笑ってほしくない
無理して笑う必要なないし
やめてくれよ」
「なーにいってんの 旬わたし笑ってるよ」
嘘だ
「じゃあ なんでいまのお前は
泣いてんだよ」
ほっぺに手を伸ばしてみたら
冷たい雫があたった