恋愛はおわり

「泣きたいときは泣いていいんだよ」

涙腺がこわれた

「りゅ・・う・・き・・こわいの」

麻美は心配性だから
前 話した時
いつも 電話とかかけてくれて
もう迷惑かけれないっておもって
いえなかった

「なにが あった」

全部 はなしちゃった
これで 龍希と友達終わりだ
あ~あ もっとはなしてたかった
見たときから きになってたんだけどなぁ

「ひいたでしょ 私のせいだから
 しかたないの 聞いてくれてありがと
 おちついたよ もうはなしかけたり
 しないから 安心して・・さよなら」

もう いやだ

「まてよ!」

ギュ 後ろから抱きしめられた

「龍希 こんなことしたら 勘違い
 されるよ 私のこと抱きしめたらけがれちゃうよ
 おねがいだからはなして」

本当はうれしかった
私は 龍希のこと好きだと思う
ひとめぼれってゆうのかな

「はなさねぇ。絶対はなさねぇ。
 もういんじゃねぇか? 
 心は十分くるしんだろ 自分のこと
 許してやれよ。」

なんかやさしいな
きもちがらくになるよ

「俺は 勘違いされてもいい・・・」

「え!?」

びっくりして龍希のほうをみた

「ひとめぼれだよ。 わりいかよ」

顔が赤くなってる。かわいいなぁ

「これからは俺がお前を守ってやる」

うれしいな

「ありがと」
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